ウール生地を手捺染でプリントしました。

皆さまこんにちは。今回はウール100%素材の生地を手捺染でプリントしました。

ウールはタンパク質が主成分の繊維なのでアルカリ性の材料を避けた方が良いため、酸性染料で染色を行います。

ウール 手捺染

今回使用した生地は薄い生地だったので捺染台の表面がガタついてないか、ゴミがないかなど注意して作業します。

酸性染料でのプリントは反応染料と比べて色の発色がきれいなところが特徴です。

プリント後は蒸し屋に生地を持ち込みます。

シメリ

ウールはシメリ蒸しという方法で生地に色を定着させます。

シメリとは生地に湿気を含ませることを意味します。画像は生地に水を含ませたおがくずをまぶしているところです。

ピンがけ

その後、枠についているピンに生地を交互にかけていきます。

枠に生地をかけ終わるとその枠を蒸し箱に投入します。

蒸し箱蒸し風景

約50分くらい主箱の中で蒸します。

水洗 ウインス

ムシ後は生地に付着している余分な染料や糊を洗い流します。水洗することで生地の堅牢度を良くして着用時のトラブルを防ぎます。

水洗風景

水洗が終わると生地を脱水して乾燥させます。ウールの乾燥方法は昔ながらのやり方で行っています。

だら干し

このように乾燥することで生地本来の風合いを保つことができます。

乾燥後は生地幅とシワを伸ばすためのセットを行いウールのプリント生地が完成します。

京都では今でも昔ながらの方法で染色が行われています。

 

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寄稿者 大塚 直史 (おおつか ただし)

在籍10年以上になる営業担当です。前職は石川県の染色工場で現場作業に従事。
京美染色では当時導入したばかりの最新型のインクジェットプリンターのオペレーターをしていました。
その後、呉服・雑貨・アパレルなど、幅広い業種の営業を担当。また、製造小売り部門「亥之吉」の催事で店頭での販売も経験しています。 テキスタイルにかかわる現場作業から商品の販売まで、いろいろな経験を活かして、お客様に最適な加工方法の提案とサービスを提供しています。

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