2021年01月29日 テキスタイルプリント

プリント後の工程について

今日はプリント後の工程についてのお話。

ご家庭で使っているインクジェットプリントは紙に印刷を行って終了ですが、

テキスタイル用インクジェットプリンターは生地にプリントして終了ではありません!

この後に大きく3つの工程が待っています。

① 蒸し工程(スチーミング)

 

蒸し工程

② 水洗工程

水洗工程

③ 整理工程(セット)

整理工程

以上に分かれています。

 

①蒸し工程

染料が発色する温度(綿の場合情熱で100℃~105℃)の蒸気が充満した機械の中を生地を

通すことで染料が生地に定着して染めることができます。

②水洗工程

発色後、生地についている余分な染料や手捺染の場合は色糊、インクジェットプリント場合は

前処理剤を落とし生地本来の風合いに戻すとともに洗った際に色落ちしない、擦って色がほかの生地に移らないように

するための工程です。(色止め加工も行います。)その後濡れている生地を生地を乾燥させるための大きな乾燥機で

乾かしてます。その際に柔軟加工や撥水加工などの機能をつけることもあります。

③整理加工

乾燥後の生地は乾燥シワや生地の幅が乾かしたことで縮んでいたりするのでこれを補正するために

整理加工を行います。方法は生地を機械に通すことで生地の両耳にピンまたはクリップと呼ばれるもので

生地耳を幅方向に引っ張ることで乾燥シワをきれいにし、規格の生地幅にします。

その後、検品・巻き取り・梱包を行ってお客様のもとに出荷と相成ります。

以上が生地のプリントから反物として出荷するまでの工程になります。

 

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寄稿者 大塚 直史 (おおつか ただし)

在籍10年以上になる営業担当です。前職は石川県の染色工場で現場作業に従事。
京美染色では当時導入したばかりの最新型のインクジェットプリンターのオペレーターをしていました。
その後、呉服・雑貨・アパレルなど、幅広い業種の営業を担当。また、製造小売り部門「亥之吉」の催事で店頭での販売も経験しています。 テキスタイルにかかわる現場作業から商品の販売まで、いろいろな経験を活かして、お客様に最適な加工方法の提案とサービスを提供しています。

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