インクジェットプリントでオリジナル生地を作ろう。

工程図

お客様からデザインデータを入稿いただく際の流れをご説明しようと思います。

データ入稿後にデザインイメージに近づける作業をするために色見本をプリントするのですが

その際に配色のイメージがお客様と京美染色が共有できるように目視で確認できる色の見本をお客様から送っていただくようにしています。その理由としては色イメージを共通のものにすることでお客様とのコミュニケーションをスムーズに行い円滑に作業を進めるためにこのような作業を行います。

入稿いただいたデータのままではインクジェットプリンターで出力したときにまったく違う色が出る可能性があります。なので出力する色の確認を行います。また、色イメージの共有の齟齬が起きないようにするために画面上の色やRGB、CMYKの色データの数字ではなく目視で確認できる色でやり取りを行います。(ちなみに紙出力したものでもOKです。)

そうして色調整を行い量産で使用する生地に色見本をプリントしてお客様に色確認をしていただきOKをいただいてから量産のプリント掛かっていきます。

データ修正工程

 

データの入稿形式などお客様にお伝えしたうえでデザインは入稿していただきます。

データ入稿後はデータのごみや送りがあれば不都合がないかチェックしたうえで配色の作業にとりかかていきます。

お客様のイメージを形にするため、満足いく商品を製作していただくためにこのような作業をしております。

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寄稿者 大塚 直史 (おおつか ただし)

在籍10年以上になる営業担当です。前職は石川県の染色工場で現場作業に従事。
京美染色では当時導入したばかりの最新型のインクジェットプリンターのオペレーターをしていました。
その後、呉服・雑貨・アパレルなど、幅広い業種の営業を担当。また、製造小売り部門「亥之吉」の催事で店頭での販売も経験しています。 テキスタイルにかかわる現場作業から商品の販売まで、いろいろな経験を活かして、お客様に最適な加工方法の提案とサービスを提供しています。

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